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ジョナスクレアッソン

十牛図 by Jonas Claesson × Pier Sports

Ten Ox Herding

「はじめに」

こんにちは、Pier Sportsのサイトを訪ねて頂いて有難う御座います。

ここに紹介している「サーファー視点の十牛図」は、中国北宋時代の禅マスターが著した「十牛図」をベースに創作した作品です。

十牛図は「真の自分探し」の内なる旅の指針書として古くから世界中で読まれています。

 真の自分(牛)へ到達する心の過程を10枚の絵に描いた経典ですが、ここでは、牛を手懐けていく人物の葛藤を、

理想の波を求めて旅するサーファーのそれに模して描いています。

 

10枚の絵を分析していく過程で、波待ちの間に見る荘厳とも言える水平線に沈むサンセットや、

眼前でブレイクする巨大な波への恐怖等を通して、自然観、宇宙観へも疑問も広がってしまった事もあって

個々の解釈にはあまり深入りはせず、幅広く表面的な解釈に留めています。付け加えて、 

 

*真の自分とは、普通言う自分{肉体と精神(心)}とは別の次元にあること。

*現実の社会(3次元の世界)以外に別の次元が(死後の世界=霊界等の次元)があること。

を仮説として創作しています。

 

結果、オリジナルからは少し横道にそれた「サーファー視点の十牛図」になっています。

この機会が縁で、ふと「自分とは?人生とは?現実の社会とは?」を見直す機会になれば幸いです。

 

まだ未完成な部分もありますが、各タイトルについての内容を書いていきます、

この章全てを皆さんにお伝えするまでに1,2ヶ月程掛かりそうです。
                                                                                                                                        Pier Sports

Ⅰ. Prologue

十牛図の絵を通しての純粋意識の覚醒プロセスは、理想の波にたどり着くサーフィンの本質にも似て苦しくもあるが、楽しく、冒険的である。

 

自身では処理しきれない人生の問題にぶつかり始めた頃、禅(ヨガ)に興味があった事もあり、

当時、ロスアンジェルス郊外に「仏教ヨーガ」の看板を掲げて、教えを説かれていた法華経の先生に教えを請うた。

時折ヨガの講習の中で、先生は「人生(あなたも含めて)は幻影です」「目に映る現実社会は実態ではない」という言葉を言われていた。

苦笑しながら聞いていたこの非現実的な響きの言葉に、反面ひどく興味を惹かれた。

海では夕日の波待ちの静かな時間の中、この禅問答様な言葉を考えていた。                           

3年ほど通って、無事法名まで頂くのだが、その間成長の程を感じることは稀で、苦悩とも今も相変わらず付き合っている。

 

一般に物質を作り出している最小単位として浮かんでくる原子は

陽子、中性子から出来ている原子核とその周囲を飛びかう電子(電子雲)で構成されている。

その陽子、中性子を17種類程の素粒子が構成していて、素粒子自身は

人間の目を通して見る世界は物体に対する光の反射が視神経を刺激し、

伝達ルート脳へ伝わり、脳内に映像を作り出す。その映像を眼前に広がる現実社会として認識していることになる。

感覚器官もしかり、諸感覚器官の伝達ルートを通して、脳内で処理され、暑い、辛い、痛いなどの感覚が末端に降りてくる

ただ、現実に見て感じ経験している世界は人間としての認識機能範囲の中で経験している世界になる。

犬も、鳥もまた他の生き物も、それぞれの認識機能の範囲で己の世界を作っていることになり

原子が見える顕微鏡の目を持ってみれば目の前の世界は多数の異原子(素粒子)の海に違いない

 

先生は常々「心は体を作り、体は心を作る。分かつべからず」とも語られていて

「肉体も病も心も罪も本来ない」「幸不幸を感じるのも、創り出すのも心である」

ゆえに物質の実態だけではなく、心の実態も又無いと説かれていた。

 

では人々が生きている現実社会とは何なのか?

物質(肉体)とは?精神(意識)とは?

その集合体としての人間とは?

また、肉体と精神は別物なのか?等様々な疑問が続いて浮かんできた。

Ⅱ. 2つの身体感、世界観

手がかりを求めて表面的ではあったが、広く物質(肉体)と精神(意識)に関しの書物も読み 

膨大なインフォメーションの中から少しは神の概念も含め、しかし違和感がなく、 

納得でき、素直に受け入れられたインフォーメーションを整理して、2つの人間観を考察した。

 

科学的(物理学、生物学)な観点からの人間観(西洋的/肉体と精神)と、

主にヨガ、仏教等の伝統的な観点からの人間感(東洋的/肉体と精神)を考察した。

 

特に伝統的な人間感の考察では「ヨーガスートラ」、「般若心経」、「十牛図」の3冊書物を何度も行き来する。

その過程で、精神(意識)は物質(肉体)の消滅と同時には消滅せず、肉体とは別々に存在し、

肉体の死を経験して、この世以外の次元に連続して存在するという多次元宇宙の概念が

科学的な位置からの説明を酷く困難にする。

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Ⅲ. 科学的(物理学、生物学)な観点からの人間観(西洋的/肉体と精神)

ウロボロスの蛇

① ウロボロスの蛇の絵

左の図は、ノーベル賞を受賞したシェルドングラショーによる 

ウロボロスの蛇の図の上に描いた物質世界の階層構造である。

シンプルにミクロの極限の素粒子とマクロの極限の宇宙が密接に関係していることを表現している。

銀河  ~10の23乗

素粒子 ~10のマイナス18乗(m)(あらゆる物質を作り出している最小の単位)

 

大きい方も小さい方もそれぞれ30桁位の差の開きがあり両側では60桁ぐらいになって

想想像を絶する大きさだ

ミクロとマクロという相反する両者が実はその極限で深くつながっているというのだ。

それは宇宙が超高温の火の玉状態で始まりその時にはあらゆる物質が素粒子に分解されていたためだ

だから宇宙初期の様子や宇宙創造の仕組みを研究する宇宙論には、究極の基本構成要素を探る素粒子論が必要不可欠なのだ。

② 宇宙(物質)を構成する素粒子標準模型と4つの力
素粒子
4つの力

物質を構成する最小の単位、素粒子には四つの力、すなわち強い力、電磁力、弱い力、重力が働く。

最近、これら性質の異なる力を統一的に理解しようとする試みが精力的に進められている。

すでに電磁力と弱い力は統一理論によって統一的に理解され、また大統一理論は強い力、電磁力、弱い力を一本化する可能性を示した。

ところが、これらの理論はまだ重力を取り込んだ最終的な力の統一理論にはなっていない。

アインシュタインの一般相対性理論は、マクロの世界の重力に対しては実験的にも高い精度で検証された理論であるが、

これをミクロの世界に適用しようとすると、理論が無限大に発散するという困難が現れる。

③ 超弦理論 (作成中)

       

④ おきてくる疑問素粒子の問題 (作成中)

Ⅳ.ヨガ、仏教的宇宙観/人間観( 精神(意識)と物質(宇宙・肉体)(作成中)

① サンキャ哲学

 

② ウパニシャッド哲学

 

③ 余談

Ⅴ.瞑想 (あなたは幻影)(作成中)
Ⅵ.空の概念 (全ては大いなる源泉から始まり終わる)(作成中)
Ⅶ Surfer's View of the Ten Ox herding (作成中)
Ⅷ ▢△◯  (作成中) 

□ Life      現実世界は実態ではない

 

△ Meditation    意識の波動をより高みへ調整せよ

 

◯ One Source   物質も精神も(空/大いなる源)を循環する 「色即是空空即是色」

Ⅸ.Jonasが描く十牛図
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Ⅹ. Epilougu (作成中)

Life  Meditation  One Source
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